今日は、「野球における投球障害を改善していく概念と評価法」の3回目を行いました。
今日はベット上での評価方法を学びました。
徒手検査法は、
①2nd内旋・CAT・HFT(肩後方の硬さチェック)
②2nd外旋(MER 肩最大外旋角度の把握)
③腹臥位肩甲骨内転・後傾(機能チェック)
④四つん這い胸郭回旋(胸郭の柔軟性チェック)です。
①の2nd内旋は、野球の投球動作で内旋の動きは柔らかい方が良いため、背臥位で床に手がつかない場合はつくように治療するのが大切です。
②の2nd外旋では、110〜120°が平均で、それ以上の過剰な外旋は逆に怪我を起こしやすくしてしまいます。
③の腹臥位肩甲骨内転・後傾は、Y・L・Aの肢位で行い肩甲骨の動きが硬いと、腕を上げる事ができないのでエクササイズを教えて徐々に柔らかくしていきます。
④の四つん這い胸郭回旋は、掌を頭から離さずに胸郭を回旋します。
それぞれの徒手検査法が、どこの部位のチェックをしているかを理解し、実際に現場に出た時に検査できるようにしていきたいです。