スポーツトレーナーsports trainer
スポーツトレーナーの活躍の場
資格の取り方
スポーツトレーナーになるのに特別な資格は必要ありません。
しかし、持っておくことで有利になる資格というのは存在します。
はり師やきゅう師はスポーツトレーナーの中でも保有率の高い資格です。
以下の3つの資格は取得することでスポーツトレーナーとしての活動の幅をより広げていくことができます。
(日本体育協会<現 日本スポーツ協会>,2012年)
3つの資格
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鍼灸師
鍼灸はコンディショニングを整えることが得意です。筋肉を柔らかくしてケガ予防をすることが得意のため、スポーツトレーナーが多く所有する資格でもあります。スポーツ分野はもちろん、芸能人やアーティスト、演劇やモデルなど幅広くサポートを行っています。
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柔道整復師
柔道整復師は骨折・脱臼・ネンザ・打撲などに独自の手技によって治療を行う治療家です。スポーツ現場でも、トレーニングを指導したり、いざという時は応急処置から治療・リハビリまでケアできるため、トレーナーが持っていることの多い資格でもあります。
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理学療法士
理学療法士とは別名Physical Therapist(PT)とも呼ばれ、ケガや病気などがある患者に対して専門の理学療法を用いて自立した日常生活が送れるよう支援する仕事のことです。
スポーツトレーナーとして選手のサポートをしていくためには人体の仕組みやトレーニング理論、医学的な知識を理解しておく必要があります。
スポーツトレーナーになるための方法
医療系の専門学校・大学に通う
スポーツトレーナーになるためには、医療系の専門学校・大学で専門的な知識を身につけるのが一つの方法です。
専門的な知識を身につけた後は鍼灸師や柔道整復の資格を取得することで、スポーツトレーナーとしての活動の幅をより広げることができます。
医療系の専門学校・大学にはたくさんの種類があり、学校によってカリキュラムや目指す資格が異なるので、あらかじめ自分の進みたい方向性を明確にしておきましょう。
(日本体育協会<現 日本スポーツ協会>,2012年)
キャリアプラン
スポーツトレーナーとしてのキャリアは、治療院などに勤務し経験を重ねた後に独立して自分の施設をもったり、
トレーナー養成の専門学校で講師として働いたり、プロスポーツチーム所属のトレーナーとしてアスリートの活躍をサポートするなど、
いくつかの可能性が考えられます。
スポーツトレーナー4つの種類
アスレティック
トレーナー
選手の調子をケアしたり、ケガの担当を主に行う。
ストレングス
トレーナー
身体能力とパフォーマンス能力の向上のためにトレーニングを指導する。
メディカル
トレーナー
選手がケガをした時に競技への復帰を支援する。
フィジカル
トレーナー
運動能力の向上など、フィジカル面のケアを主に行う。